iPhone/iPod touchの開発を始めてみよう(1)

はじめに

人生ある程度勢いという物が必要です。少ないお小遣いで10800円もDeveloper Programにお金を払うのは辛いのですがぽちっと。何事にも経験が必要だと思うのでやってみたいと思います。先駆者たちが沢山いる事もあり情報は沢山あるのできっと公開までたどり着けると思っています。

準備

色々と有料アプリケーションを作るためには準備が必要な模様です。現在事前に完了しているのはSDKのダウンロードまで(ADCの登録)迄です。

流れを学ぶためにまずは資料を読みます。もとまかさんの所に整理されているので片っ端から読んでみます。

大きくはこの2つの文章に沿って行きたいと思います。

EINの取得

時間がかかりそうなので先にやっておきます。理解した事は、公開アプリを作るためには「W-8BENの登録」が必要。W-8BENの申請書類の中に「EIN」の番号を記載しないと租税条約の恩典を受ける事が出来ないらしい。まずはEINの番号取得ための申請をしてみました。時間が惜しければ英語で電話しなさいってことみたいなんですがFAXで送ってみました。FAXなんてないので会社のFAX番号書いて送信*1。基本的には参考サイトの通りに記載しています。

ACD登録

SDKは以前にダウンロードしたので実施済み。先人たちと同様に、文字化けは代わらず名前は「? ?」となっている。この辺りの表示は、https://myinfo.apple.com/cgi-bin/WebObjects/MyInfo にて変更が出来るが有効かどうか分かりません。※住所等は英語に変更済み

iPhone Developer Program Standard ¥10800購入

登録後は深夜にしたのですが6時くらいに「Activation Code」のリンクがついたメールが来ていました。リンクをクリックして先に進むも例に反せず(苦笑)アクティベーションに失敗です。先ほどのメールに記載されている「Conntact Us」のWebフォームから「アクティベーションできないよ。」と送信しました。2時間程度で返信が来て「ご請求、ご連絡先』および注文番号 (W+数字8桁)」の情報を送付して欲しいとの事。送付後2時間程度で修正して貰って無事にDeveloper Portalにログインできることを確認。スムースな対応でした。*2

AppleIDとiDCのIDについて

この時点で両者に統一がとれてない状態になっています。このあとローカル証明書を作成する際にコモンネーム欄でAppleIDの入力が必要な模様です。現在、iDCのトップ画面では「?? ??」となっておりProfileでも同様です。一方のAppleID(AppleStore)の方はMyInfoで編集したために、姓名は「英語表記」、読み方は「カタカナ表記」となっています。
そこで取りあえず、Contact USにて「ローカル証明書のコモンネームについてと上記の状態について問い合わせを実施しました」、すぐに返信が来て米国担当者に確認中との事。

閑話休題

しばらく時間が掛かりそうなので取りあえずここまで。まずは Developer Portalの右上にリンクがある「 Program Portal Uer Guide Program Portal User Guide 」を読んでみたいと思います。
開発情報共有twitter @iphone_dev_jp を作成しました の記事があったので参加してみました。皆で情報共有が出来るなんて素敵です。って貰うばっかりになりそうですが。

さて、どうしようと思いながらとりあえず進めて見ようかという気になりました。これ以降の設定はこのサイトを中心に参考にしました。

また結論からいうとProvisioning Profilesというプロファイルを作成する事になるのですがこれは、iPhone Development Certificates,、Unique Device Identifiers 、 App ID を含んでいるものでそれぞれ複数個登録しておいて選択ができます。なので後からある程度変更が出来るんだと思うので先に進めてみました。

ローカルでの証明書の作成

IDの問題があったのでどうしようかと思ったのですがコモン名は英語で入れました[Sei Mei]という形式。結果的には日本語で登録されている模様です。(iDCに登録されている物が優先されているのでしょうか?)

証明書のダウンロード

特に問題なくて順通りに進めていく事が出来ます。

AppIDの登録

これは開発者を識別するユニークな物にする必要があります。自動的に*を設定すると任意の文字列が付与されます。名前は内部的に使用するラベルのような物ですので何でもかまいません。右側の値の箇所は jp.ne.hatena のように本来であればドメイン名(この世界では「ユニーク」に相当する)等を入れるのが良いみたいです。ドメイン名を持っているのですがとりあえず「*」にしてみました。

Provisioning Profilesの作成

上の方でも書きましたが、ここではiPhone Development Certificates,、Unique Device Identifiers 、 App ID をそれぞれ選択します。この段階で画面を見ると iPhone Development Certificateの欄が「?? ??」になっています。つまり日本語で登録されたみたいです。リロードするとダウンロードできるのでダウンロードします。

Provisioning Profilesの導入

実機にプロファイルを定義します。これはオーガナイザーを使用する事になります。私はダウンロードしたファイルをダブルクリックしたら自動的にひもづいていました。

実機で動かしてみる

適当にコードをちょっと書いてみた物があるのでそれを利用してみます。
「コード署名ID」->「Any iPhone OS Device」の右側をプルダウンすると「iPhone Developer: 名 性」が選択できました。この表示は文字化けせずに日本語で表示されています。
参考にしたサイトには「コード署名プロビジョニングプロファイル」という物が出てきますが私のバージョン3.1.2では出てきていません。実行先をiPhone2.2にしてコンパイルして実行をするとアプリが転送されます。*3

さっそく起動!ちょっとした感動ですね。

IPアドレスを表示するだけのアプリです。ゲートウェイとか表示したかったのですがどうやって取得するのでしょう?

*1:電話番号とFAX番号が全然違う番号になってしまいましたが通過出来るのかな

*2:オンラインで普通に出来るのが一番ですが

*3:ロックしているとエラーになりました